汎用トンネルが公開するのは「ポート」ですが、WireCanal が公開するのは「ツール」です。 社内の MCP サーバーに 20 個のツールがあっても、外の AI に見せるのは、あなたが許可したものだけ。 許可していないツールは呼び出せないうえに、ツールの一覧(tools/list)にも現れません。 外の AI からは、隠したツールの存在そのものが見えません。
default: deny)。明示的に許可したツールだけが通ります。deny_destructive)にできます。hide_denied_in_list)。土管は通すか通さないかしかできません。WireCanal は MCP の中身を理解し、ツール単位で「見せてよいものだけ」を見せます。ポートを公開するだけの汎用トンネルには、原理的にできないことです。
「どのツールを外に見せてよいか」を決める許可台帳は、社内の手元にある設定ファイルwirecanal.jsonが唯一の正です。クラウド側(管理画面や公開サーバー)からは、この台帳を書き換えられません。 万一クラウド側で問題が起きても、社内の同意なしにツールが増えることはない——この二つの鍵(two-key)の構造が、企業の稟議に通る形をつくります。
MCP canal のwirecanal.jsonは、通常の 2 キーにmodeとtoolsを加えた 4 キーで表します:
{
"access_key": "ck_...",
"forward_target": "127.0.0.1:9904",
"mode": "mcp",
"tools": { "default": "deny", "allow": ["ツール名1", "ツール名2"] }
}allowが空なら、繋いでもすべてのツールが拒否から始まります(fail-closed)。許可するツールは、社内が手元のwirecanal.jsonで明示したものだけ。クラウド側から勝手に増えることはありません。
これは書類上の約束ではなく、実際に動く仕組みです。AI が許可していないツールを呼び出そうとしても、 手元の Agent がその場で断り、呼び出しは社内の MCP サーバーに届きません——この動作まで、実際の AI サービスとの接続で確認済みです。
どの AI が・いつ・どのツールを・どんな引数で呼び出したか。すべて監査ログに残ります。 ログはハッシュチェーンで連結されているため、あとから 1 行でも書き換えれば検出できます(改竄検出)。 そして、この完全なログは社内に閉じたまま——引数や実行結果が外に出ることはありません。
canal の作成ウィザードで「どの AI から使いますか」に答えるだけで、リモート MCP サーバーの URL (例https://<ホスト名>/mcp)と、その AI 用の接続設定が自動で用意されます。ChatGPT へは canal の URL を貼るだけで接続できます(クライアントの登録・認証方法の選択まで自動)。 Bestllam / Claude / Grok でも接続用の OAuth クライアント(ID とシークレット)を自動発行—— OAuth サーバーを自前で建てる必要はありません。
接続のたびに、その AI は WireCanal の「接続の許可」画面を必ず通ります。許可できるのは canal のオーナーだけ。 接続の証は 1 時間ごとに自動更新され、クライアントを失効させればその場で止まります。
MCP は全プランで利用可能です。まず無料で 1 本つないで試せます。
canal の作成から、AI 側のコネクタ登録、接続の許可、動作確認まで。 実際の画面のスクリーンショットで、迷わず設定できるように 1 ステップずつ解説します。
claude.ai のカスタムコネクタに登録して、社内 MCP のツールを使うまで。
開発者モードでアプリ(コネクタ)を作成して、社内 MCP のツールを使うまで。
grok.com のカスタムコネクタに登録して、社内 MCP のツールを使うまで。
部署のメンバー全員で使うなら:組織のメンバーに使ってもらう(Google Workspace・組織 IdP 連携)— メンバーが会社アカウントで接続を許可でき、退職時は自動で失効します(WireCanal アカウント不要・プロ以上のプラン)。
AI に見せるツールを選ぶなら:AI に見せるツールを選ぶ(ツール許可リスト・提案と承認の分離)— 画面のチェックボックスで選んで、社内の承認操作で反映。管理画面から社内の許可台帳が勝手に書き換わることはありません。
Bestllam のつなぎ方ガイドは順次公開します。 エージェント本体の導入と常駐(自動起動)のさせ方は、OS 別のセットアップガイドをご覧ください。