WireCanalby Qualiteg
forumつなぎ方ガイド

社内の MCP サーバーを、ChatGPTから使う

canal の作成から、ChatGPT の開発者モードでのアプリ(コネクタ)作成、接続の許可、動作確認まで。 実際の画面のスクリーンショットで、1 ステップずつ丁寧に解説します。

このガイドでやること

お手元(社内)のマシンで動いている MCP サーバーを、受信ポートを開けずに ChatGPT から使えるようにします。 流れは「WireCanal で canal を作る → Agent を起動する → ChatGPT にアプリを作成する → 接続を許可する」の 4 つです。

まず、WireCanal 側の設定から

1

canal を作る——種類は「MCP」を選ぶ

ダッシュボードの「新しい canal を作成」を押し、種類でMCPを選んで「次へ」。

canal 作成ウィザード: 種類で MCP を選ぶ
作成ウィザードで「MCP」を選択
2

「どの AI から使いますか」で ChatGPT にチェック

使う AI を選ぶだけで、その AI 用の接続設定が自動で用意されます。ここではChatGPTにチェックを入れます。

どの AI から使いますか: ChatGPT にチェック
「どの AI から使いますか」で ChatGPT を選択
3

公開アドレスを決める

公開アドレス(ホスト名)は「おまかせサブドメイン」で OK。好きな名前の予約や独自ドメインも選べます。

公開アドレスの決め方
「おまかせサブドメイン」のままで OK
4

転送先に手元の MCP サーバーを指定

転送先には、手元で動いている MCP サーバーのアドレス(例localhost:9310)を入れます。

転送先の入力
転送先に手元の MCP サーバーを指定
5

内容を確認して作成

確認画面
種類・公開アドレス・転送先・使う AI を確認して「作成する」
lightbulbクライアント ID とシークレットは、控えなくて OK

作成直後の「MCP 接続」タブにクライアント情報が表示されますが、ChatGPT へはcanal の URL を貼るだけで接続できます(接続に必要な設定は自動で行われます)。クライアント情報は、手動で設定したい場合のためのものです。

6

見せてよいツールを決めて、Agent を起動

「セットアップ」タブから設定ファイルwirecanal.jsonをダウンロードし、tools.allow外の AI に見せてよいツール名だけを書きます(既定は全拒否)。書き方と全オプションはwirecanal.json 設定リファレンスをご覧ください。

セットアップタブの wirecanal.json
「セットアップ」タブ。ここ(手元の json)が唯一の許可台帳
wirecanal.json
{
  "access_key": "ck_...",
  "forward_target": "localhost:9310",
  "mode": "mcp",
  "tools": { "default": "deny", "allow": ["get_time", "echo"] }
}

同じマシンで Agent を起動します。受信ポートの開放は不要です。エージェント本体の導入がまだの場合や、常駐(自動起動)のさせ方は、OS 別のセットアップガイドをご覧ください。

terminal
wirecanal.exe -config wirecanal.json

起動ログに「canal <ID>: https://<ホスト名> へのアクセスをローカルの転送先 <転送先> に届けます」と出れば接続確立です。

WireCanal 側の準備はこれで完了。では、ChatGPT にいきましょう。

ChatGPT 側の設定

7

開発者モードをオンにする

chatgpt.com の 設定 →セキュリティとログインにある「開発者モード」のスイッチをオンにします。 自作のコネクタを追加するために必要な設定です。

ChatGPT の開発者モードをオン
設定 → セキュリティとログイン → 開発者モード
8

プラグインの画面から「アプリを作成」

サイドバーの「プラグイン」を開き、「アプリを作成」を押します。

ChatGPT のプラグイン画面
プラグイン画面から「アプリを作成」
9

名前と URL を入れて、作成する

lightbulb「OAuthの詳細設定」は開かなくて OK

URL を入れると自動検出が走り、クライアントの登録も認証方法の選択もすべて自動で設定されます。手動で設定したい場合だけ「OAuthの詳細設定」を開き、canal の「MCP 接続」タブのクライアント ID / シークレットを貼り付けてください(トークンエンドポイントの認証方法はclient_secret_post)。

ChatGPT の新規プラグイン作成フォーム
名前と URL を入れて「作成する」。詳細設定を開く必要はありません
10

サインインして接続を始める

作成すると「ChatGPT に追加」のダイアログが出ます。「〜でサインイン」を押すと、WireCanal の「接続の許可」画面が新しいタブで開きます。

ChatGPT に追加するダイアログ
「サインイン」を押すと WireCanal の許可画面へ
11

接続を許可する

内容を確認して「許可する」を押すだけ。許可できるのは canal のオーナーだけです。

lightbulb同じブラウザでログインしておく

ChatGPT と WireCanal は同じブラウザ(同じプロファイル)でログインしておいてください。分かれていると、許可画面の代わりにログイン画面が開きます。

WireCanal の接続の許可画面
WireCanal の許可画面。「許可する」を押すと接続完了
12

使ってみる

チャットでコネクタ名を挙げてツールを呼ぶだけです。 例えば「get_time で今の日本時間を教えて」と頼むと、手元の MCP サーバーが返した実データが ChatGPT の答えに使われます。

ChatGPT のチャットでツールを呼び出し
手元の MCP サーバーの実データが返ってくれば成功
verified_user許可していないツールは、呼ばれても通りません

tools.allowに入れていないツールは、AI が呼ぼうとしても手元の Agent がその場で断ります。見せるツールを決めるのは、いつでも社内の手元です(two-key)。

穴を開けずに、つなぐ。

登録は無料。カード不要で、いますぐ最初の canal を作れます。
(現在は招待制です。詳しくはお問い合わせください)

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