WireCanalby Qualiteg
bolt つなぎ方ガイド

社内の MCP サーバーを、Grok から使う

canal の作成から、grok.com のカスタムコネクタ登録、接続の許可、動作確認まで。 実際の画面のスクリーンショットで、1 ステップずつ丁寧に解説します。

このガイドでやること

お手元(社内)のマシンで動いている MCP サーバーを、受信ポートを開けずに Grok から使えるようにします。 流れは「WireCanal で canal を作る → Agent を起動する → Grok にコネクタを登録する → 接続を許可する」の 4 つです。

まず、WireCanal 側の設定から

1

canal を作る——種類は「MCP」を選ぶ

ダッシュボードの「新しい canal を作成」を押し、種類で MCP を選んで「次へ」。

canal 作成ウィザード: 種類で MCP を選ぶ
作成ウィザードで「MCP」を選択
2

「どの AI から使いますか」で Grok にチェック

使う AI を選ぶだけで、その AI 用の接続設定が自動で用意されます。ここでは Grok にチェックを入れます。

どの AI から使いますか: Grok にチェック
「どの AI から使いますか」で Grok を選択
3

公開アドレスを決める

公開アドレス(ホスト名)は「おまかせサブドメイン」で OK。好きな名前の予約や独自ドメインも選べます。

公開アドレスの決め方
「おまかせサブドメイン」のままで OK
4

転送先に手元の MCP サーバーを指定

転送先には、手元で動いている MCP サーバーのアドレス(例 localhost:9310)を入れます。

転送先の入力
転送先に手元の MCP サーバーを指定
5

内容を確認して作成

確認画面
種類・公開アドレス・転送先・使う AI を確認して「作成する」
6

クライアント ID とシークレット(一度だけ表示)——通常は不要

作成直後の「MCP 接続」タブに、Grok 接続用の クライアント IDクライアントシークレット が表示されます(シークレットの表示はこの一度だけ)。 以下の通常フローでは使いません——Grok が WireCanal へ自動でクライアント登録するためです。OAuth 設定を手動で入れる予定がある場合だけ控えてください。

クライアント ID とシークレットの一度だけ表示
クライアント情報はこの画面かぎり。手動設定するときだけ必要
7

見せてよいツールを決めて、Agent を起動

「セットアップ」タブから設定ファイル wirecanal.json をダウンロードし、 tools.allow外の AI に見せてよいツール名だけを書きます(既定は全拒否)。書き方と全オプションは wirecanal.json 設定リファレンス をご覧ください。

セットアップタブの wirecanal.json
「セットアップ」タブ。ここ(手元の json)が唯一の許可台帳
wirecanal.json
{
  "access_key": "ck_...",
  "forward_target": "localhost:9310",
  "mode": "mcp",
  "tools": { "default": "deny", "allow": ["get_time", "echo"] }
}

同じマシンで Agent を起動します。受信ポートの開放は不要です。エージェント本体の導入がまだの場合や、常駐(自動起動)のさせ方は、OS 別の セットアップガイド をご覧ください。

terminal
wirecanal.exe -config wirecanal.json

起動ログに「canal <ID>: https://<ホスト名> へのアクセスをローカルの転送先 <転送先> に届けます」と出れば接続確立です。

WireCanal 側の準備はこれで完了。では、Grok にいきましょう。

Grok 側の設定

8

「スキルとコネクタ」から新しいコネクタを追加

grok.com の左メニュー「スキルとコネクタ」→「新しいコネクタ」を開き、「カスタム(独自のカスタムコネクターを追加)」を選びます。

Grok の新しいコネクタ画面
「新しいコネクタ」→「カスタム」
9

名前と URL を入力して追加する

名前(任意)と MCP サーバー URL(canal の公開 URL + /mcp・例 https://<ホスト名>/mcp)を入れて「追加」を押します。 Grok が WireCanal へ自動でクライアント登録するので(クライアント ID・シークレットの貼り付けは不要)、そのまま WireCanal の「接続の許可」画面がポップアップで開きます。

Grok のカスタムコネクタ入力
カスタム名と MCP サーバー URL を入力して追加
lightbulb自動で進まなかったら

もし Grok が OAuth 認証情報の入力画面を出してきた場合は、手順 6 のクライアント ID / シークレットを貼り、トークン認証方法に client_secret_post を選んでください。それ以外(認証エンドポイント・トークンエンドポイント・スコープ)は自動検出値のままで OK です。

10

接続を許可する

ポップアップの「接続の許可」画面で内容を確認して「許可する」を押すだけ。許可できるのは canal のオーナーだけです。

lightbulb同じブラウザでログインしておく

Grok と WireCanal は同じブラウザ(同じプロファイル)でログインしておいてください。分かれていると、許可画面の代わりにログイン画面が開きます。

WireCanal の接続の許可画面
WireCanal の許可画面。「許可する」を押すと接続完了
11

接続完了

「スキルとコネクタ」のインストール済みに、作ったコネクタが Connected と表示されれば接続完了です。

Grok のコネクタが接続済み
インストール済みに Connected と表示される
12

使ってみる

チャットでコネクタ名を挙げてツールを呼ぶだけです。 例えば「get_time で今の日本時間を教えて」と頼むと、手元の MCP サーバーが返した実データが Grok の答えに使われます。

Grok のチャットでツールを呼び出し
手元の MCP サーバーの実データが返ってくれば成功
verified_user許可していないツールは、呼ばれても通りません

tools.allow に入れていないツールは、AI が呼ぼうとしても手元の Agent がその場で断り、呼び出しは社内の MCP サーバーに届きません。この動作は Grok との実際の接続でも確認済みです(two-key)。

穴を開けずに、外からつなぐ。

登録は無料。カード不要で、いますぐ最初の canal を作れます。

無料で登録して始める