WireCanalby Qualiteg
smart_toy つなぎ方ガイド

社内の MCP サーバーを、Claude から使う

canal の作成から、claude.ai のカスタムコネクタ登録、接続の許可、動作確認まで。 実際の画面のスクリーンショットで、1 ステップずつ丁寧に解説します。

このガイドでやること

お手元(社内)のマシンで動いている MCP サーバーを、受信ポートを開けずに claude.ai から使えるようにします。 流れは「WireCanal で canal を作る → Agent を起動する → Claude にコネクタを登録する → 接続を許可する」の 4 つです。

まず、WireCanal 側の設定から

1

canal を作る——種類は「MCP」を選ぶ

ダッシュボードの「新しい canal を作成」を押し、種類で MCP を選んで「次へ」。

canal 作成ウィザード: 種類で MCP を選ぶ
作成ウィザードで「MCP」を選択
2

「どの AI から使いますか」で Claude にチェック

使う AI を選ぶだけで、その AI 用の接続設定が自動で用意されます。ここでは Claude にチェックを入れます。

どの AI から使いますか: Claude にチェック
「どの AI から使いますか」で Claude を選択
3

公開アドレスを決める

公開アドレス(ホスト名)は「おまかせサブドメイン」で OK。好きな名前の予約や独自ドメインも選べます。

公開アドレスの決め方
「おまかせサブドメイン」のままで OK
4

転送先に手元の MCP サーバーを指定

転送先には、手元で動いている MCP サーバーのアドレス(例 localhost:9310)を入れます。

転送先の入力
転送先に手元の MCP サーバーを指定
5

内容を確認して作成

確認画面
種類・公開アドレス・転送先・使う AI を確認して「作成する」
lightbulbクライアント ID とシークレットは、控えなくて OK

作成直後の「MCP 接続」タブにクライアント情報が表示されますが、Claude へは canal の URL を貼るだけで接続できます(接続に必要な設定は自動で行われます)。クライアント情報は、手動で設定したい場合のためのものです。

6

見せてよいツールを決めて、Agent を起動

「セットアップ」タブから設定ファイル wirecanal.json をダウンロードし、 tools.allow外の AI に見せてよいツール名だけを書きます(既定は全拒否)。書き方と全オプションは wirecanal.json 設定リファレンス をご覧ください。

セットアップタブの wirecanal.json
「セットアップ」タブ。ここ(手元の json)が唯一の許可台帳
wirecanal.json
{
  "access_key": "ck_...",
  "forward_target": "localhost:9310",
  "mode": "mcp",
  "tools": { "default": "deny", "allow": ["get_time", "echo"] }
}

同じマシンで Agent を起動します。受信ポートの開放は不要です。エージェント本体の導入がまだの場合や、常駐(自動起動)のさせ方は、OS 別の セットアップガイド をご覧ください。

terminal
wirecanal.exe -config wirecanal.json

起動ログに「canal <ID>: https://<ホスト名> へのアクセスをローカルの転送先 <転送先> に届けます」と出れば接続確立です。

WireCanal 側の準備はこれで完了。では、Claude にいきましょう。

Claude 側の設定

7

コネクタの設定画面を開く

claude.ai の 設定 → カスタマイズコネクタ を開きます。

claude.ai のコネクタ設定画面
設定 → カスタマイズ → コネクタ
8

「カスタムコネクタを追加」を選ぶ

右上の「追加」→「カスタムコネクタを追加」を選びます。

追加メニューからカスタムコネクタを追加
「追加」メニュー →「カスタムコネクタを追加」
9

名前と URL を入れて、追加する

lightbulb「詳細設定」は開かなくて OK

「詳細設定」の OAuth Client ID / クライアントシークレットは空のままで接続できます(クライアントの登録は自動で行われます)。手動で設定したい場合だけ「詳細設定」を開き、canal の「MCP 接続」タブのクライアント ID / シークレットを貼り付けてください。

claude.ai のカスタムコネクタ追加フォーム
名前と URL を入れて「追加」。詳細設定を開く必要はありません
10

「連携」を押して接続を始める

追加したコネクタの画面で「連携」を押すと、WireCanal の「接続の許可」画面が開きます。

追加直後のコネクタ画面
追加直後は未接続。「連携」を押す
11

接続を許可する

「Claude が、あなたの canal への接続を求めています」——内容を確認して「許可する」を押すだけ。 許可できるのは canal のオーナーだけです。

lightbulb同じブラウザでログインしておく

Claude と WireCanal は同じブラウザ(同じプロファイル)でログインしておいてください。分かれていると、許可画面の代わりにログイン画面が開きます。

WireCanal の接続の許可画面
WireCanal の許可画面。「許可する」を押すと接続完了
12

接続完了——ツールの権限を確認

接続が完了すると、コネクタの画面に手元の MCP サーバーのツール一覧と権限設定が表示されます。

接続済みのコネクタとツールの権限
接続済み。ツールごとに Claude の使用タイミングを選べる
13

使ってみる

チャットでツールを呼ぶだけです。初回はツールごとに確認が出るので「常に許可」を一度押します。

ツール使用の確認
初回はツールの使用確認が出る。「常に許可」で以後は自動

例えば「get_time で今の日本時間を教えて」と頼むと、手元の MCP サーバーが返した実データが Claude の答えに使われます。

Claude のチャットでツールを呼び出し
手元の MCP サーバーの実データが返ってくれば成功
verified_user許可していないツールは、呼ばれても通りません

tools.allow に入れていないツールは、AI が呼ぼうとしても手元の Agent がその場で断ります。見せるツールを決めるのは、いつでも社内の手元です(two-key)。

穴を開けずに、外からつなぐ。

登録は無料。カード不要で、いますぐ最初の canal を作れます。

無料で登録して始める